2024/09/23
住宅ローン金利の今後は?
住宅ローン金利の今後はどうなるのか、
変動金利の動向をご紹介させていただきます。
変動金利は、住宅ローンの利用者の多くが選んでいる金利のタイプであり、
固定金利より金利が低いのがメリットです。
2024年3月19日、日銀はマイナス金利政策を解除し金利の引き上げを決め、
政策金利が「-0.1%」から「0〜0.1%」に引き上げられました。
そして2024年7月31日追加利上げを実施し政策金利は「+0.25%」となっております。
約17年ぶりの利上げに伴い、マイナス金利政策解除で懸念されているのが住宅ローン金利の上昇です。
日銀のマイナス金利政策解除を受けて、変動金利は今後上昇するとことが懸念されています。
変動金利の基準は短期プライムレートで、過去10年ほど1.475%を維持してきましたが、
2024年9月に1.625%に「+0.15%」引き上げられました。
現在変動金利の基準金利を「短期プライムレート+1%」とする金融機関が多いことから、変動金利の基準金利は2.625%です。
ただ実際に住宅ローンに適応される金利は、基準金利から各金融機関が独自に設定した金利幅(優遇金利)を引き下げた金利が適応されます。
そのため基準金利が高くなると適応金利も高くなります。
マイナス金利解除後大手銀行は短プラを据え置く方針を示していますが、住宅ローン利用期間35年間の間に変動金利が上昇する可能性がございます。
シンプルホームでは金利が上昇することを前提に、各金融機関の住宅ローンのシミュレーションを実施しております。
返済を始めて金利が上昇する幅を設定してシミュレーションさせていただくことで、
金利が上昇した場合の月額負担額の計算や、予測に基づいて事前に繰り上げ返済計画や貯蓄計画をおすすめし、
無理のないご返済ができる提案をさせていただきます。