2025/04/07

変動金利の動向

金利の動向をお伝えします。

住宅ローン金利の今後はどうなるのか、

今回も変動金利の動向をご紹介させていただきます。

2024年3月19日、日銀はマイナス金利政策を解除し、

政策金利が「-0.1%」から「0〜0.1%」に引き上げられました。

そして約17年ぶりに2024年7月31日追加利上げを実施し政策金利は「+0.25%」となっております。

それから半年後2025年1月24日に政策金利を0.5%程度に誘導「+0.25%」することが決定されました。

現在この政策金利は0.5%を推移しておりますが、今後半年ごとに+0.25%ずつ上昇し2026年1月までに政策金利が1%に到達するという予測や見通しがあります。

そして住宅ローン利用に最も影響があるのが、政策金利引き上げにより、大手銀行間では「短期プライムレート」の引き上げを決める動きが相次いでいます。

現在変動金利の基準金利を「短期プライムレート+1%」とする金融機関が多く、

変動金利の基準となる短期プライムレートは、過去10年ほど1.475%を維持してきましたが、

2024年9月に1.625%に「+0.15%」引き上げられました。

そして2025年3月に1.875%に「+0.25%」引き上げられました。

そのため変動金利の基準金利は2.875%とする銀行が多くなってきました。


ただ実際に住宅ローンに適応される金利は、基準金利から各金融機関が独自に設定した金利幅(優遇金利)を引き下げた金利が適応されます。

そのため基準金利が高くなると適応金利も高くなる為注意が必要です。

以上変動金利の動向をお伝えさせていただきました。

シンプルホームでは金利が上昇することを前提に、各金融機関の住宅ローンのシミュレーションを実施しております。

返済を始めて金利が上昇する幅を設定してシミュレーションさせていただくことで、

金利が上昇した場合の月額負担額の計算や、予測に基づいて事前に繰り上げ返済計画や貯蓄計画をおすすめし、

無理のないご返済ができる提案をさせていただきます。