2024/07/31

建売住宅の賢い選び方5選!失敗しないためのチェックポイントも解説

建売住宅の賢い選び方5選!失敗しないためのチェックポイントも解説

この記事では、建売住宅選びの失敗事例を紹介し、選び方も解説します。

建売住宅を購入する際には、多くの疑問や不安が生じることがあります。失敗しないためには、事前に必要な情報をしっかりと把握し、適切な選び方を知っておくことが大切です。

この記事では、建売住宅の賢い選び方に加え、失敗しないためのポイントも解説します。建売住宅で失敗したくない人や、選び方で悩んでいる人はぜひ最後までお読みください。

【この記事でわかること】

  • 建売住宅選びで後悔した失敗事例
  • 建売住宅で失敗しないための賢い選び方
  • 建売住宅選びで失敗しないためのポイント


建売住宅選びで後悔した失敗事例

建売住宅の適切な選び方を知らないと、後悔することがあります。以下で一般的によくある失敗事例を挙げて、選び方の重要性を解説します。

  • 立地が悪かった
  • 想定より狭かった
  • 住宅性能が不十分だった
  • 間取りが使いにくかった
  • 日当たり・風通しが悪かった
  • 騒音・臭いのトラブルに遭った
  • 収納の位置・大きさが足りなかった

順番に見ていきましょう。



立地が悪かった

住宅選びにおける失敗事例として、立地が悪かったことが挙げられます。例えば、周辺の環境が騒がしく、夜も眠れず困ってしまう事例があります。

また、最寄り駅やバス停が遠く、通勤や通学が不便なケースや、買い物施設や病院が遠くて不満を感じるケースは少なくありません。さらに、「日当たりや風通しが悪い場所であり住み心地が悪い」という声もあります。

このような失敗をしないためには、立地を確認して住宅を選ぶことが重要です。



想定より狭かった

「想定していたより住宅が狭かった」と後悔してしまうケースも少なくありません。建売住宅を購入した後で、実際に住んでみると想像していたよりも狭く感じることがあります。

モデルハウスを見学した際には広く感じても、家具を配置して実際に生活を始めてみると、収納スペースが足りなかったり、部屋の使い勝手が悪かったりすることがあります。

また、家族の成長やライフスタイルの変化に対応できない広さだと感じる場合もあるでしょう。実際に住み始めることをイメージしてから、家の広さが十分か判断することが重要です。



住宅性能が不十分だった

実際に住み始めてから「住宅性能が不十分だ」と感じるケースも少なくありません。

例えば、断熱性能や防音性能が期待したほどではなく、冬は寒く夏は暑い、また外部の音がよく聞こえるといった問題が発覚することがあります。

また、建物の耐震性能が低く不安を感じることもあります。

購入前は、情報収集を徹底しましょう。具体的には、住宅性能評価書などの評価基準を参考にすることが望ましいです。



間取りが使いにくかった

間取りは、日々の生活に大きな影響を与えます。購入時に間取り図を見て理想的だと思っても、実際に住んでみると使い勝手が悪いことがあります。

例えば、収納スペースが不足しているために部屋が散らかりやすかったり、家族の動線が重なってストレスを感じたりすることも少なくありません。

また、部屋数が足りず、将来的な家族構成の変化に対応できないといった問題も考えられます。

失敗を避けるためには、実際に生活するシーンを具体的にイメージし、必要な部屋数や収納スペース、動線などを確認することが重要です。



日当たり・風通しが悪かった

日当たりや風通しも、快適な生活に欠かせない要素です。

しかし、購入した建売住宅が周囲の建物に囲まれていたり、窓の配置が悪かったりすると、日当たりや風通しが十分でないことがあります。

日当たりや風通しが悪ければ、部屋が暗く湿気がこもりやすくなり、カビや結露の原因にもなりかねません。

事前に現地を訪れて、実際の日当たりや風通しを確認することが重要です。また、周囲の建物の配置や将来の開発計画もチェックすると良いでしょう。



騒音・臭いのトラブルに遭った

新しい家に引っ越してみると、予想外の騒音や臭いに悩まされることがあります。例えば、近くに交通量の多い道路や工場がある場合、騒音や臭いが日常生活に影響を及ぼすでしょう。

また、近隣に飲食店やゴミ置き場がある場合も、臭いの問題が発生することがあります。

騒音や臭いのトラブルを避けるためには、購入前に昼夜問わず訪れて周辺環境を十分に確認することが大切です。



収納の位置・大きさが足りなかった

収納スペースの配置や大きさも、快適な生活を送る上で非常に重要です。

購入前には気づかなくても、実際に住んでみると収納が不足していたり、使い勝手が悪かったりすることは少なくありません。

例えば、キッチンの収納が少なく、調理器具や食品の置き場所に困ることが考えられます。

また、クローゼットの位置が使いにくい場所にあると、日常の片付けがスムーズにできないことがあります。モデルハウスの見学時には、具体的にどのようなものを収納するかを想定し、必要なスペースが確保されているか確認することが大切です。



建売住宅で失敗しないための賢い選び方

ここでは、建売住宅で前述したような失敗をしないための賢い選び方を解説します。

  • 予算を明確にする
  • 立地や周辺環境に注意する
  • 希望条件に優先順位を付ける
  • 建築会社の標準仕様を確認する
  • 建築会社の建築事例・実績を確認する

順番に見ていきましょう。



予算を明確にする

住宅購入を検討する際は、まず予算を明確にすることが重要です。住宅や土地の購入価格だけでなく、引越し費用や家具の購入費用、リフォーム費用なども含めた総予算を考えましょう。

予算を大幅に超えてしまうと、後々の生活に支障をきたすおそれがあります。銀行や金融機関のローンシミュレーションなどを活用して、収入に合った返済計画を立てることも大切です。

また、住宅購入後に維持費や修繕費などのランニングコストがかかることも考慮に入れておきましょう。



立地や周辺環境に注意する

家づくりで失敗しないためには、立地や周辺環境に注意することも重要です。

日々の生活を便利で快適に過ごすためには、駅やバス停に近く通勤・通学がしやすいことや、買い物施設や病院、公園などが近くにあることが重要です。周辺にどのような施設があるかを確認し、実際に歩いてみることで生活のしやすさを実感できます。

また、交通量が多い道路や工場が近くにあると騒音や臭いが問題となるおそれがあります。

昼だけではなく夜も現地を訪れて周辺環境を確認することが大切です。さらに、将来的な開発計画や地域の治安についても調べておくと安心です。



希望条件に優先順位を付ける

理想のマイホームと希望条件を考えたら、条件に優先順位を付けることが重要です。すべての条件を満たす物件を見つけるのは難しいため、何を最も重要視するかを決めましょう。

家庭によって重視するポイントは大きく異なります。例えば、以下のポイントがよく重視されます。

  • 通勤・通学の利便性
  • 日当たり
  • 間取り
  • 価格

家族と相談し、妥協できる点とできない点を明確にしておくことで、物件選びがスムーズになります。



建築会社の標準仕様を確認する

建築会社の標準仕様を確認することで、住宅購入で失敗するリスクは低くなります。

建売住宅は、建築会社ごとに標準仕様が異なります。例えば、使用されている建材や設備のグレード、断熱性能や耐震性能などが挙げられます。

モデルハウス見学や資料をもとに、標準仕様が自分の要望に合っているかを確認しましょう。

また、オプションとして追加できる仕様も確認しておくと、自分たちの希望にさらに近づけることが可能です。



建築会社の建築事例・実績を確認する

建築会社の建築事例や実績を確認することも重要です。

実際にその会社が建てた物件を見学したり、口コミや評判を調べたりすることで、信頼性を判断できます。過去の施工事例を見ることで、自分が理想とするデザインや機能にマッチしているかどうかも確認しましょう。

また、長年の実績がある会社は、アフターサービスや保証もしっかりしていることが多いため、安心して任せられるでしょう。



建売住宅選びで失敗しないためのポイント

ここでは、建売住宅選びで失敗しないためのポイントを解説します。

  • 立地
  • 昼夜の周辺環境
  • 間取り
  • 生活動線
  • 日当たり・風通し
  • 水回り
  • 収納
  • 建具の建て付け
  • アフターサービス

順番に見ていきましょう。



立地

立地は、日々の生活を快適に過ごすために非常に重要です。特に確認したいポイントとして、以下が挙げられます。

  • 通勤・通学のアクセス
  • 最寄りの駅やバス停からの距離
  • 買い物施設や病院、公園などの公共施設の近さ

子育て中の家庭であれば、学校や保育施設の距離も重要なポイントです。将来的な開発計画や都市計画も調べておくことで、長期的な視点での利便性を確認できます。



昼夜の周辺環境

昼夜の周辺環境も、住み心地に大きく影響するため確認したいポイントといえます。昼間と夜間では街の雰囲気が変わることが多いため、現地を昼と夜の両方で訪れて確認することが重要です。

昼間は静かな場所でも、夜になると交通量が増える場合や、近くの施設からの騒音が気になる場合があります。

また、夜間の街灯の明るさや治安状況もチェックポイントです。さらに、近隣住民に話を聞くことで、生活スタイルや地域のコミュニティの雰囲気も知っておくと良いでしょう。



間取り

建物の間取りも家選びにおいて注目すべきポイントです。部屋数や広さだけでなく、部屋の配置や動線も重要な要素といえます。

具体的には主に以下の3つを確認しましょう。

  • キッチンからリビングへの動線がスムーズであるか
  • 収納スペースが十分に確保されているか
  • 家族全員のプライバシーが保たれるかなど

将来のライフスタイルの変化に柔軟に対応できるかどうかも、重要なポイントです。家具の配置図を描いてみると、具体的なイメージがつかみやすくなります。



生活動線

生活動線とは、家の中での日常的な動きの経路を指します。快適な生活を送るためには、動線がスムーズであることが重要です。

例えば、玄関からキッチンへの動線が短いと、買い物から帰ってきた際に重い荷物を持って移動する手間が省けます。また、リビングやダイニングが家族団らんの中心になることが多いため、各部屋からのアクセスが良い間取りの住宅を選ぶことをおすすめします。

子供部屋とリビングの位置関係も考慮し、家族全員が快適に過ごせる住宅を購入しましょう。



日当たり・風通し

日当たりや風通しは、家の明るさや快適さを大きく左右します。

日当たりが良い家は、自然光が多く入るため、明るく暖かい環境を作れます。また、風通しが良いと室内の空気が循環しやすく、湿気やカビの発生を防ぐことが可能です。

物件を見学する際には、主に以下の2つを確認しましょう。

  • 窓の配置や大きさ
  • 周囲の建物との距離

実際にどの程度の日光が入るか、風が通るかをチェックすることが可能です。朝と昼、夕方の時間帯に訪れてみると、時間帯ごとの日当たりや風通しの状況が詳しくわかります。



水回り

水回りは毎日の生活で頻繁に使うため、その配置や使い勝手が非常に重要です。キッチンやバスルーム、トイレ、洗面所が近くに配置されているかを確認しましょう。

例えば、キッチンから洗濯機置き場が近いと、家事が効率良く進められます。また、バスルームやトイレの設備が使いやすく、掃除しやすいかどうかもポイントです。

さらに、水回りの設備が新しいかどうか、メンテナンスがしやすいかもチェックしましょう。古い設備の場合、修理や交換が必要になる可能性があります。



収納

収納は家の使い勝手を大きく左右するため、十分な収納スペースがあるかどうか、使いやすい場所に配置されているかを確認することが重要です。

特に、クローゼットや押入れの位置や数、大きさをチェックしましょう。収納スペースが不足していると、物が溢れて部屋が散らかりやすくなります。

キッチンや洗面所、玄関などの収納も確認し、日常的に使用するアイテムがきちんと収まるかを見ておくと良いでしょう。



建具の建て付け

建具の建て付けは、家の品質を確認する重要な指標になります。ドアや窓がスムーズに開閉できるか、しっかりと固定されているかをチェックしましょう。

建具の建て付けが悪いと、隙間風が入ったり防犯面での不安が生じたりします。また、地震が起こったときに耐えられるのか、耐震性に不安が生じます。

長期間使用するうちに不具合が生じることもあるため、初めからしっかりと取り付けられているかを確認することが大切です。

内見時には、実際にドアや窓を開閉してみて、動きが滑らかであるか、ガタつきがないかを確認しましょう。



アフターサービス

アフターサービスは、住宅購入後も安心して住み続ける上で重要なポイントです。建売住宅を提供する会社が、どのようなアフターサービスを提供しているかを確認しましょう。

アフターサービスの例として、引き渡し後の定期点検や設備の故障時の対応、保証期間などが挙げられます。

アフターサービスが充実している会社を選ぶことで、購入後のトラブルに対する不安を軽減できます。Webサイトや資料に加え、実際にサービスを利用した人の口コミや評価を参考にすると、信頼性のある情報を得られるでしょう。



建売住宅の選び方に関するよくある質問

ここでは、建売住宅の選び方に関するよくある質問を紹介します。

  • 欠陥がない建売住宅の見分け方は?
  • 建売住宅を選ぶ際に販売会社に質問しておくべきことは?
  • 建売住宅を初めて見学する際の注意点は?

疑問の解消にお役立てください。



欠陥がない建売住宅の見分け方は?

建売住宅を購入する際に欠陥がないかを見極めるためには、以下のポイントをチェックすることが重要です。

  • 屋根や外壁にひび割れや塗装の剥がれがないか
  • 床や壁に歪みや傾きがないか
  • ドアや窓の開閉がスムーズか
  • 水回りの設備が正常に作動するか
  • 水漏れがないか

さらに、専門家に建物の調査を依頼することで、見落としがちな欠陥を発見できるでしょう。



建売住宅を選ぶ際に販売会社に質問しておくべきことは?

建売住宅を選ぶ際には、販売会社に以下の質問をしておくことをおすすめします。

  • 建物の構造や使用されている材料
  • 耐震性や断熱性に関する情報
  • 過去の施工実績や建築に関わった業者の評価
  • 保証内容やアフターサービス

特に、購入後のサポートがどの程度充実しているかを確認するのがおすすめです。周辺環境や将来の開発計画についても尋ねておくと、長期的な視点での判断がしやすくなります。



建売住宅を初めて見学する際の注意点は?

初めて建売住宅を見学する際には、事前に自分たちの希望条件を明確にしておき、それに基づいてチェックすることが重要です。見学時には、室内外の状態をしっかり確認し、写真を撮っておくと後で比較しやすくなります。

また、周辺環境も実際に歩いて確認し、交通の便や生活施設の位置をチェックしましょう。

さらに、日当たりや風通し、騒音の有無なども実際に現地で確認することが大切です。見学後は、気になる点や疑問点を販売会社に質問し、納得がいくまで情報を収集しましょう。



建売住宅は選び方のコツを押さえて理想のマイホームを

建売住宅は、選び方を押さえずに購入してしまうと、住み始めてから後悔するおそれがあります。失敗して後悔した事例を押さえた上で賢い選び方を実践することで、理想のマイホームを実現しましょう。

選び方を知っていても、どのような住宅を購入すればいいか悩んでいる人は、専門家に相談することをおすすめします。

シンプルホームでは、岐阜県を中心に建売住宅などの戸建住宅をご提案してまいりました。お客様の状況やニーズに合わせて、一生涯家族が安心して暮らすことを前提にしたマイホームの計画をご提案いたします。

お客様のさまざまなご相談を承りますので、どのような建売住宅を選べば良いかなどマイホームづくりで悩んでいることがある方は、ぜひ一度シンプルホームにご相談ください。

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