2024/10/30
建売住宅をおしゃれにしたい!外観・内装別のポイントを紹介
この記事では、建売住宅をおしゃれに見せるポイントについて解説します。
建売住宅は分譲地で販売されるケースが多く、近隣の住宅とデザインが類似していることがよくあります。家のデザイン性にこだわる人が建売住宅を購入する場合には、外観や内装においておしゃれに見せるための工夫を施すことが大切です。
この記事ではおしゃれな建売住宅の選び方も紹介します。建売住宅の購入時に確認するべきこともお伝えするので、建売住宅を買おうと検討している人は、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
- 建売住宅のデザインが類似して見える理由
- おしゃれな建売住宅の選び方
- 購入した建売住宅をおしゃれにするコツ
- おしゃれな建売住宅を目指すために確認すべきこと
建売住宅のデザインが類似して見える理由
建築会社などが建売住宅を販売する場合、購入した広い土地を分譲して複数の住宅を同時に建設し、販売するケースが一般的です。
コスト削減のために一度に同じ材料を大量に仕入れたり、建築した住宅を購入してもらえるように売れ筋のデザインを採用したりするなど、近隣や流行の住宅とデザインが類似して見える理由はさまざま挙げられます。
建売住宅は注文住宅と比べてデザインの自由度が低い傾向にあります。しかし、注文住宅に比べて費用を抑えやすいメリットもあります。
建売住宅を選んでおしゃれな家に住みたい人は、この記事で解説するポイントを踏まえて家選びや家づくりに取り組みましょう。
【外観編】おしゃれな建売住宅の選び方
ここでは、外観からおしゃれな建売住宅を選ぶ方法を紹介します。
- 外壁の素材
- 外壁の色
- 屋根や窓の形
- 周辺環境との調和
- 敷地の広さ
順番に見ていきましょう。
外壁の素材
外壁に使用される素材によって、家の印象は大きく左右されます。
サイディングやタイル、モルタルなどの素材がよく使用され、おしゃれな雰囲気を求める人には、温かみや高級感が出るタイルや木目調のサイディングがおすすめです。
素材によってメンテナンスのしやすさや耐久性が異なるので、デザインだけでなく機能性も考慮して選びましょう。
外壁の色
外壁に白やグレーなどのシンプルで落ち着いた色を採用すると、清潔感が与えられどのような形状の家でも美しく見えます。黒やブラウンなどの暗い色はシックでモダンな印象を与え、スタイリッシュなデザインを好む人におすすめです。
色を選ぶ際は、周囲の建物との調和度や周辺の雰囲気との馴染み方を見て決めましょう。
屋根や窓の形
屋根や窓の形も、家全体の外観に大きな影響を与えます。
屋根の種類には、最も一般的な切妻(きりづま)屋根や四方に傾斜がある寄棟(よせむね)屋根のほか、片方に傾斜した片流れ屋根や角度がない陸(ろく)屋根などがあります。
特に降雨量や降雪量が多い地域では、屋根の形に注意するべきですが、穏やかな天候が多い地域では屋根の形が特徴的な家を選ぶことがおすすめです。
また、窓の形にもさまざまな種類があり、丸や三角などの形を取り入れることも可能です。洗練された印象やおしゃれな印象に見せたい人は、窓の形が際立つ家を選びましょう。
周辺環境との調和
住宅街では、家の外観が周囲の建物や景観に違和感を与えていないか確認することが大切です。
周辺の家のデザインや色調に考慮されており、周囲から浮かないように配慮されている家かチェックしましょう。
また、緑が多いエリアでは植栽や庭を導入することもおすすめです。庭などの外構設備は、オプションとなる場合があるので、購入時に建築会社の担当者に確認しておくと安心です。
敷地の広さ
広めの敷地であれば、駐車スペースや庭を設けて住宅を広く見せられます。敷地が限られている場合でも、小さな植栽やテラスを取り入れることで、より洗練された外観を作り上げられます。
自宅をどのような雰囲気に見せたいかによって、選ぶ敷地の広さを決定しましょう。
【内装編】おしゃれな建売住宅の選び方
ここでは、内装のポイントからおしゃれな建売住宅を選ぶ方法を見ていきましょう。
- 壁・床・天井の色
- 壁や床の素材
- 照明の数と配置
- 間取り
順番に解説します。
壁・床・天井の色
内装の色は、空間全体の印象に大きく影響します。
白やベージュなどの明るい色を採用すると、空間が広く見えるだけでなく洗練された雰囲気を作れるでしょう。アクセントカラーとして淡いグレーやブラウンなどを取り入れると、落ち着いたスタイリッシュな雰囲気を演出できます。
天井には明るめの色を選ぶと、部屋がより開放的に見えるのでおすすめです。
壁や床の素材
壁や床に用いる素材も内装の質感や雰囲気を大きく左右します。
壁材にはクロスや塗装などの素材を使うケースが一般的ですが、タイルやウッドパネルなどを一部に使用することでおしゃれなアクセントを加えられます。
床材にはフローリングやクッションフロアなどが使われるケースが一般的ですが、木目調のフローリングは特に人気です。木の質感は温かくてナチュラルな雰囲気を演出します。
照明の数と配置
おしゃれな建売住宅にするためには、シーリングライトやダウンライト、ペンダントライトなど複数の照明を使い分けることがおすすめです。部屋全体を明るく照らすためのメイン照明と間接照明を組み合わせれば、内装の空間に立体感が出ます。
リビングやダイニングではダイニングテーブルの上にペンダントライトを取り付けたり、寝室に寝る前に使うスタンドライトを設置したりして、アクセントになる照明を活用することが効果的です。
間取り
リビングとダイニングが一体となった間取りは、部屋を広くして家族で過ごしやすい空間を作ります。
オープンキッチンやリビング階段などの空間を繋ぐ工夫がされた間取りは、開放感があり現代的なデザインとして採用できます。
間取りは、生活のしやすさだけでなく内装も大きく変化させるため、内見の際にしっかり確認しましょう。
購入した建売住宅をおしゃれにするコツ
ここでは、購入した建売住宅をおしゃれにするコツを紹介します。
- 表札やポストで外観にアクセントを付ける
- 外観をライトアップさせて個性を出す
- 室外機を見えにくい場所に設置する
- 家具の色やスタイルを統一する
- 見せる収納アイテムを取り入れる
- 壁紙やフロアタイルで色味を調整する
順番に見ていきましょう。
表札やポストで外観にアクセントを付ける
表札やポストは、住宅の外観に個性が出るポイントの1つです。シンプルでモダンなデザインの表札や目を引くカラーのポストを選ぶことで、家の印象を一気に変えられます。
特に、シンプルなデザインの住宅であれば表札やポストなどの小物でアクセントを付けられるため、家をおしゃれに見せる方法として効果的です。
外観をライトアップさせて個性を出す
夜も家のおしゃれな雰囲気を楽しみたい人には、外観をライトアップさせることがおすすめです。玄関や庭にスポットライトを設置し、外観に立体感を与えて昼間とは異なる姿を楽しめます。
LEDライトを使用すれば、省エネ効果があり長い期間ライトの付け替えナシで楽しめます。
室外機を見えにくい場所に設置する
家の外観をおしゃれに見せるためには、エアコンの室外機を設置する場所に工夫が必要です。室外機が接地している道路から丸見えの状態だと、生活感が出ておしゃれな外観とはいえません。
見えにくい場所に設置したり、家の外観と合った柄の室外機カバーを使用したりして、外観をスッキリと見せましょう。
室外機の接地場所には安全のためのルールがあるため、事前に確認しておくことが大切です。
家具の色やスタイルを統一する
家の内装をおしゃれな空間にするために、家具の色やスタイルを統一することが大切です。
ウッド調の家具で統一するとナチュラルで温かみがある空間を演出でき、シンプルなモダンデザインの家具を選べば、洗練された雰囲気を出せます。取り入れる家具の色やスタイルに一貫性を持たせることで、全体的な統一感が生まれてより洗練された印象になるでしょう。
見せる収納アイテムを取り入れる
モノを隠すように収納するのではなく、見せる収納を取り入れることでおしゃれな空間を作り出せます。オープンラックや壁掛け棚を活用してお気に入りの小物やインテリア雑貨を飾ると、こだわりがある部屋に見せられ空間にアクセントが生まれます。
また、収納アイテム自体のデザインにこだわることで、部屋全体の印象を引き締められるでしょう。
壁紙やフロアタイルで色味を調整する
部屋の雰囲気を一気に変えたい場合は、壁紙やフロアタイルを活用して部屋の色味を調整しましょう。
アクセントカラーとして壁の一面だけ色を変えると、部屋に立体感やこなれ感が生まれます。床の一部にフロアタイルを取り入れることで、1つの部屋でも異なる印象を与えられます。
壁や床の色は空間全体の印象に大きく影響するので、事例などを見ながら慎重に選び、必要があればカラーコーディネーターなどに相談しましょう。
おしゃれな建売住宅を目指すために確認すべきこと
ここでは、おしゃれな建売住宅を作るために確認するべきことを解説します。
- 分譲地の外観ルール
- 採用する素材の耐久性
- 外構や内装の標準仕様
上記3点を1つずつ見ていきましょう。
分譲地の外観ルール
分譲地には、統一感がある街並みを保つために、外観に関するルールが設定されているケースが多くあります。建物の高さや外壁の色、屋根の形状などが定められており、近隣の住宅と調和したデザインの家にすることが求められます。
おしゃれな建売住宅に見せたい際には、ルールを確認して自分の好みと一致しているかどうかチェックすることが大切です。
ルールに反した住宅にしてしまうと、近隣トラブルの原因になるおそれがあるので、そもそも住みたい土地で好みの家を目指せるかを確認しておく必要があります。
採用する素材の耐久性
住宅の外観や内装に使用される素材を決定する際には、デザインだけでなく耐久性にもこだわることが大切です。おしゃれな家を長く維持できるかには、外壁や床、屋根などに使われる素材の耐久性が大きく影響します。
例えば、外壁や屋根などは日差しや雨風に長時間晒される箇所であるため、耐候性が高い素材を選ぶことが大切です。
床材は日常的に摩耗を受けるため、破れにくく剥がれにくい素材がおすすめです。
長期間きれいな状態を保てる素材やメンテナンスの頻度が少ない素材を選ぶと、維持管理が楽になりおしゃれな家を長く楽しめるでしょう。
外構や内装の標準仕様
建売住宅では、外構や内装に標準仕様が設定されていることが一般的です。
庭や駐車スペース、フェンスなどの外構や、水回りの設備や照明などの内装には、標準仕様が適用されて提供されるケースがほとんどです。
おしゃれな建売住宅を選ぶために、標準仕様が自分の好みに合っているかどうかを確認しておきましょう。標準仕様を変更できる場合、自分のライフスタイルに合ったデザインにカスタマイズできるか事前に担当者に聞いておくと安心です。
ポイントを押さえておしゃれな建売住宅を実現させよう
この記事では、建売住宅をおしゃれにするためのポイントを解説しました。
建売住宅では、コスト削減や景観保持を目的に、近隣の家と類似したデザインの住宅が提供されていることがほとんどです。家をおしゃれに見せたい人は、この記事で解説した選び方を参考に自分の好みに合う住宅を選びましょう。
また、購入後に工夫することで、さらに住宅をおしゃれに見せることが可能です。外観に関するルールなどをチェックした上で、外観や内装をより自分好みにカスタマイズしましょう。
シンプルホームでは、岐阜県を中心にさまざまな建売住宅を取り扱っています。購入した後におしゃれに見せるコツや照明や間取りにおける工夫方法についても、豊富な知識を持っています。
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